ヨーガとインドとあれこれ
by hng-yoga


<   2010年 04月 ( 1 )   > この月の画像一覧

2010年4月のスケジュール & 春の勉強会

折角の桜が雨や風で台無しですが、
それでも寒い中近所の中目黒川沿いを覗きにいくと、
道の両側を出店が飾り、なかなかお洒落な夜桜見物となりました。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

今月からいよいよ< 春の勉強会 >がスタートします。
ASANAは既に定員に達しておりますが、
レクチャーだけでしたら未だ数名の参加が可能です。
又、6月6日に YogaとCreativity Part2<ヨーガと脳科学> 
が追加プログラムされました。
ご興味のある方はどうぞお問い合わせ下さい → hng@hng-yoga.com


<4月のスケジュール>
● BASIC      平日火曜日 19:15 - 20:45 4/13.20.27.
● PRANAYAMA  平日火曜日 07:45 - 08:45 4/15,22,29
● BASIC      週末土曜日 10:15 - 11:45 4/3,10,17,24
平日は火曜日の夜、木曜日の早朝、週末は土曜日の午前中となります。
尚、PRANAYAMAのレッスンは、
予約がお一人の場合はレッスンが延期になる場合があります。


<春の勉強会> 講師:前川公平氏
昨年、カイヴァリヤダーマ研究所ディプロマ・コースを終了された前川夫妻を中心に
勉強会は進められています。

ヨーガは、完成された理論・実践体系です。
春の勉強会では、新しい「実践体系」を構築する方向ではなく、
現代生活に即した概念モデルを4つの観点から構築していこうと考えています。

● 春の勉強会-1 4/25 13:30 - 16:00 <ヨーガと生理学>
● 春の勉強会-2 5/09 13:30 - 16:00 <ヨーガと心理学>
● 春の勉強会-3 5/23 13:30 - 16:00 <ヨーガと比較文化>
● 春の勉強会-4 6/06 13:30 - 16:00 YogaとCreativity Part2<ヨーガと脳科学>→追加プログラム
春の勉強会は13:30 - 14:30をASANAをメインとした実技。
休憩を挟んで15:00 - 16:00をレクチャーとなります。

■第1回 Yogaと生理学 (4月25日)

テーマ 「内臓感覚の復権」
発生学者の三木成夫氏の提唱する体壁系と腸管系のモデルを
「ちくわモデル」と称し、ハタ・ヨーガの生理学モデルと比較します。

<参考文献>
・胎児の世界―人類の生命記憶 (中公新書 (691)): 三木 成夫 http://bit.ly/9QKwTD
・内臓が生みだす心 (NHKブックス): 西原 克成 http://bit.ly/dezhQU
・人体の構造と機能 (放送大学教材): 菱沼 典子, 北村 聖 http://bit.ly/aC9JC0
・身体論 東洋的心身論と現代 (講談社学術文庫): 湯浅 泰雄 http://bit.ly/azCYFk

■第2回 ヨーガと心理学(5月9日)

テーマ 「心とは何か?Cittaとは何か?」
まず、Cittaとは何か?頑張って定義しようと思います。
そして、ユングやフロイトなどの超定番の心理モデルを引き合いに出し、
西洋心理学とヨーガの心理学とを比較します。
最後に、西洋心理学とヨーガの心理学とを用いて
「健康と障害の定義」についてディスカッションします。

-吉本隆明「心とは何か」より-
"精神医学者たちがダメなのは、実感的にものを考えないからです"
⇒ヨーガには実践があり、実感的な理解が得られやすい。
この点がヨーガの心理学と西洋心理学との大きな違いと考えます。

<参考文献>
1. こころとからだ: 岩永 雅也: http://bit.ly/d8v7gh
・・・西洋心理学とパタンジャリ心理モデルの比較材料として
2. 心とは何か―心的現象論入門: 吉本 隆明 http://bit.ly/b1qXfL
・・・心理学の大枠を掴むための資料として

■第3回 ヨーガと比較文化(5月23日)

テーマ 「文明と文化、情報と知識の再定義」
「異文化理解」・・・外国の伝統文化であるヨーガを日本人が学ぶ上で重要なキーワードです。

異文化理解にとって重要なキーワードである
「文明と文化、情報と知識」について再定義します。
現代日本の社会生活は「努力と時間に意味を与える生活」
と言い換えることが出来ると思います。
インド人の「四住期」という理想の人生や、ヨーガの古典文献にある
「人里離れた場所を修行場所として選ぶ」ことなどは、
現代日本の社会生活とはかけ離れているように思われます。
しかし、それらが示していることの本質を読み解くことで、
今の自分を支える普遍的で永続的な価値を見出すことに
繋がるのではないかと考えています。
その価値を現代日本の生活に落とし込むことは、
インド人ではなく日本人にしか出来ないことです。
挑戦する価値があると思います。

-異文化理解のためのトピック-
・オリンピック競技とは、文化的グループで参加する文明イベント
・スタジオヨガの話
・中世日本の自由(無縁)を求めた人たち
・自由の学びの場を作るには

<参考文献>
1. アメリカ素描 (新潮文庫): 司馬 遼太郎 http://bit.ly/dvYwaO
・・・文明と文化の定義の参考に
2. 異文化理解 (岩波新書): 青木 保 http://bit.ly/djo3ex
・・・日本人の異文化との接し方の癖を知るために
3. 無縁・公界・楽―日本中世の自由と平和 網野 善彦 http://bit.ly/aa8Zji
・・・中世日本に存在した無縁という概念を理解するために
4. 心とは何か―心的現象論入門: 吉本 隆明 http://bit.ly/b1qXfL
・・・社会のありようの概観を掴むために

■第4回 YogaとCreativity Part2 -ヨーガと脳科学- (6月6日)→ 追加プログラム

秋の勉強会「YogaとCreativity」の回で、Samadhiについて
「Samadhiとはいわば熟睡のような状態を目指す」と説明しました。

脳が休む熟睡の状態がどうしてCreativeに結びつくのか、
皆さん疑問に感じたと思います。
最近たまたま手にした脳科学の本に、普段私たちが考えている熟睡の概念が
ひっくり返る内容が書かれていました。
そこには、まさにSamadhiがCreativityに結びつく記述がありました。
この回では、「ヨーガとやる気の関係」などの切り口で、脳科学の知見を交えて
「YogaとCreativity理論」の再構築を行いたいと思います。

「ヨーガとやる気の関係」-ダイジェスト-

◆脳科学では、
「とにかくやってみることで、脳内の側坐核が興奮してアセチルコリンが生み出される。
そのアセチルコリンの作用でやる気が起こる」とされている。
◆Yogaでは、「実践」と「実践の結果を気にしない態度」でやる気が起きる、と考える。
abhyasa vairagya bhyam tannirodhah(Yoga SutraⅠ:12)
⇒実践と(その結果に)無関心でいることで、(Citta Vrttiは)止められる。
「Citta Vrttiを止めること」と「やる気」との関連については、この勉強会で。

<参考文献>
1. 脳はなにかと言い訳する 池谷 裕二  http://bit.ly/cjazCT
2. 海馬―脳は疲れない (新潮文庫): 池谷 裕二, 糸井 重里 http://bit.ly/bOuggy
Twitterでつぶやく


今後の予定:
6月19&20日 東京ヨーガ・セミナー 講師:相方ひろし氏
6月25~28日 穂高リトリート   講師:相方ひろし氏&ひで子氏
ご興味のある方は直接お問い合わせ下さい。
ロナウラ・ヨーガ研究所東京事務所 → hng@hng-yoga.com
[PR]
by hng-yoga | 2010-04-05 20:59 | schedule