ヨーガとインドとあれこれ
by hng-yoga


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アマナスカ・ヨーガを語る

今年の梅雨入は早かったのですが天候の up down が激しく、
毎日何を着たら良いのか服装計画が難しい今日の頃ですが、
みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今年も相方先生が一時帰国をされています。
そこで1月に発刊された[Amanasukah Yoga]をベースに
ヨーガの伝統文献の世界についてのシンポジウムを企画致しました。
ロナウラ・ヨーガのメンバーの方でご興味のある方はご参加頂けます。
人数に限りがございますので早めに申し込み下さい。

主題:「アマナスカ・ヨーガを語る:ヨーガの伝統文献の世界」
話者:相方ひろし
日時:2011年6月26日(日)午後
場所:ロナウラ・ヨーガ研究所・東京事務所
対象:「ロナウラ・ヨーガ研究所(インド)」のメンバーの方
定員:20名
費用:施設使用料(1000円)+ドネーション

スケジュール:
13:00 開場
13:30−14:30 セッション1
14:30−15:00 ティー・ブレイク
15:00−16:00 セッション2

※60分のセッションが2回


このプログラムは、
原則として、「ロナウラ・ヨーガ研究所(インド)」のメンバーシップに
参加されている方を対象としています。

「アマナスカ・ヨーガ」を題材にして、ヨーガの古典文献が示す
「伝統的ヨーガの世界」への洞察と理解を深めて頂くイベントです。


興味のある方は、どうぞ、お問い合わせ下さい。
→ hng@hng-yoga.com


● 『アマナスカ・ヨーガ(Amanaska Yoga)』について
  
『アマナスカ・ヨーガ(Amanaskayogah)』は、今年
ロナウラ・ヨーガ研究所(インド)から出版されたヨーガの伝統文献です。
 
1月17日(月)に開催された第6回「M.L.ガロテ博士記念セミナー」で
出版発表がされました。インド政府厚生省AYUSH局CCRYN
(ヨーガと自然療法・中央研究審議会)の助成事業として進められて
来た研究成果がまとめられたものです。
  
『アマナスカ・ヨーガ』の正確な成立年代は不明ですが、
9世紀ごろと推測されています。ハタ・ヨーガの文献群が成立する
10世紀よりも前の時代の資料です。

「アマナスカ (a + manas)」 とは、
「無心」「無限定な心」「心の超越」「心の向こう側」という意味で、
心を制限する条件付けが解消された状態である「ラヤ(laya)」について
解説する内容です。

その秘密を、カイラーシュ山に於て、最高のヨーギーとされている
「マハーデーヴァ(シヴァ)」本人が、リシ(賢者)の「ヴァーマデーヴァ」に
111の詩句で直接教授するというストーリーです。
 
 
インドの伝統では「ラヤ」と呼ばれる精神状態のことが知られています。
パタンジャリの「ヨーガ・スートラ」には直接の言及はありませんが、
「ハタ・ヨーガ」ではサマーディに向かう重要なステップとして修行体系に
統合されています。

 
ヨーガは非常に歴史が古いですし、現在、世界的にヨーガへ関心は
高まる一方なのですが、ヨーガの場合、入手可能な信頼に足る資料の
絶対量がまだまだ不足しています。
   
ロナウラ・ヨーガ研究所(インド)の研究者の努力によって
「アマナスカ・ヨーガ」の批判校訂版が出版され、伝統的ヨーガの
リソースの厚みが増えたことは、世界のヨーガ・コミュニティー全体に
とって悦ばしい出来事です。
  
文献学の手順に従って作成された批判校訂版には学術的資料
としての価値があります。

来年2012年1月17日(火)に開催される
第7回ガロテ博士記念セミナーでは、3部シリーズでの出版計画が
進行中の「ヨーガ・ウパニシャド(Yoga Upanisad)」の第2部が
出版される予定です。
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by hng-yoga | 2011-06-03 12:13 | yoga