ヨーガとインドとあれこれ
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第7回 ML Gharote博士記念カンファレンスに参加して

昨年に続き、今年もカンファレンスに参加する機会を頂きましたが、こじんまりとしたロナウラのリゾート・ホテルが会場となりました。2回目となると少し勝手が分かるので、細かい所にも関心が配れます。この日はkaivalyadhamaのディプロマ・コースを受講中の日本人留学生4名と共に会場に入りました。
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テーマは”Yoga in Upanisads”. インド人に取ってウパニシャッドは格別な思い入れがある事だけは汲み取れましたが、正直よく分かりませんでした。古典文献だけに解釈もそれぞれの主張があり、ヴェーダが分からないと何を云っているのか言葉の問題以前に理解できません。しかし、ラーマクリシュナミッション系の方の落としどころや、他の方も、その所属や立場で発言が異なる事が認識できました。その場の言葉ひとつひとつよりも前後や背景の関連が面白かったです。

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毎年カンファレンスでは新刊の発表があるのですが、今年は"Mandalabrahmanopanisad and nadabindupanisad"と”Hathatatvakaumudi”の改訂版です。写真は壇上でみなさんが新書をお披露目しているところです。この後、ゲストスピーカーのお話が続きますが、招待されたからとか、主催者の顔を立ててなどと云う雰囲気は皆無で、自分の主張で論破するその勢いに終始圧倒されます。特にチャトルヴェーディ・ジーのテンションの高さ、早口な熱弁は今年も健在。

又、徹夜で会場の飾り付けをなさるのですが、今回もお花の色彩がインド的で、文化の違い・色使いの違いが印象に残っています。
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# by hng-yoga | 2012-03-09 17:08 | yoga

アーユルヴェーダのパンチャ・カルマ

漠然とオイルなどを使用して3ドーシャ(風・火・土)を整えるからだの科学が "アーユルヴェーダ" と理解していたのですが、パンチャ・カルマを受けて、自分の中の点と点が線に繋がり、一つ一つの施術の意味が随分理解出来ました。

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パンチャ・カルマは薬効を持たせたオイルを徐々に体内に浸透させ、体内に溜まったアマ(疲労物)を動かし体外に出すプロセスでした。本来は3週間掛けてするそうですが、時間が限られていたので9日間のプログラムに組み替えて頂き、頭や体、耳や鼻など少しずつオイルを毎日浸透させて行きます。

昼食時はギー(精製バターを溶かした油)をスープなどに含ませて、毎日飲みます。段々体が怠くなってきた頃(多分体の中のアマが動き出した頃)、薬草の薬剤を飲んで一気に体外に排出し、又徐々にゆっくりと普通の状態に戻します。この普通に戻す作業がとてもデリケートでした。
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その間読書やパソコンなどの刺激を遮断して、なるべく頭を使わずに、熱くなっている血液の熱を下げるように過ごさなければなりません。熱くなった血液が様々な病の原因を作ると考えられているからです。でも何も考えないように過ごす、心を平安に保つのは意外に難しい。普段刺激の多い生活に慣れているからでしょうか。この過程でヨーガがとても役に立ちます。
期間中はできるだけ先生方の指導に忠実に従ってみたところ、終わってみたら驚く程味覚が敏感に、頭がすっきりと軽くなり、体の緊張も和らぎました。

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日本では一般的に、過食を気にして、油を抜きすぎているのかもしれないと感じました。適量の上質な油は粘膜を保護する上でも重要だと再認識し、次回は是非3週間受けてみたいと思います。
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# by hng-yoga | 2012-02-08 23:11 | yoga

今年のインド研修

カンファレンスへの招待状が手元に届きました。毎年デザインが変わるのですがとてもセンスよくお洒落で感心させられます。多分今回出版される文献の原文だと思われるサンスクリットが送付されていました。全く分からないのが残念です。
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今回の研修旅行はタイのグループに混じり、最初はムンバイのサンタクルーズにあるTHE YOGA INSTITUTEに立寄り、都会の中にあるヨーガセンターがムンバイの方達にどのように利用されているのかを実際に見てきました。ムンバイも年々近代化が加速化して、ストレスマネージメントが益々重要になってきています。
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この後いつものようにロナウラのKaivalyadhamaに滞在です。今年はとても弱っていると診断され、アユールヴェーだのパンチャカルマを受ける事になりました。心と体をクレンジング中です。  つづく…
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# by hng-yoga | 2012-01-15 21:30 | yoga

迎春 2012

あけましておめでとうございます。
昨年は大きな災害に見舞われ、公私ともに様々な事を経験し、今迄の価値観が根底から揺らいだ年でした。未だ消化しきれていませんが、今年はより良く生きるとはどういう事か、よく考えながら過ごして行きたいと思います。

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毎年元旦は地元の氏神様とお寺に家族で初詣。丁度初詣の列に並んでいた時に地震が… facebookには龍が空を舞っていた写真が…  そしてお賽銭箱に近づいて来た時に上を見上げたら龍を発見。永年お参りしていたのに…気づく時は気づくものだなと。今年はどんな気付きがあるか…


新年を迎えると直ぐにLonavla Yoga Institute のカンファレンスが開催されます。今年のテーマは「ヨーガとウパニシャド」です。当日、今年度のロナウラ・ヨーガ研究所の研究成果である『ヨーガ・ウパニシャド・パート2(Yoga Upanishad Part 2)』の批判校訂版の出版発表があります。昨年同様今年もインドのYOGA界の重鎮によるスピーチが多数行われる予定です。

この1年が皆様にとって健やかで幸多い日々となられますよう、お祈り申し上げます。
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# by hng-yoga | 2012-01-01 23:14

湿度と空間  ハンモック・ヨーガ?

北米の夏と日本の夏は何が異なったのかよく考えてみた。自然が多い、街のあちらこちらに公園や大木がある。よって木陰が沢山ある。道が広い。人がぶつからずに歩ける。日差しが強い。日本のような湿度が無い。ぐしょぐしょ汗を流さない。クーラーは無くても過ごせる。よって体がだるくなる事も無い。等々。

空間が広いと圧迫感が無いので解放された気分になった。それは交感神経と副交感神経の作用にも影響がある。バンクーバー・オリンピックの際のキム・ヨナと浅田麻央の対決は正に交感神経と副交感神経のコントロールが明暗を分けたと云われている。浅田麻央選手の方が技術的に高度なものに挑戦していた。しかしその緊張感は観客にも汲み取れた。一報のキム・ヨナ選手は自国では無くカナダ・トロントをベースに空間・諸々の環境もゆったり下中で準備し試合に挑んだ。必要以上に交感神経を刺激せず、むしろ副交感神経を優位に華麗に滑り終えた。その違いが得点に反映されたとした見解だ。

明治時代の哲学者の本に、湿度はどうにも逃げられない。耐えるしか無いと。だからアジア圏の人は耐える思考になると云う。逆に欧米の湿度の無い所では自身の意向通りに事を運び易いので思考もそれに準ずると。YOGAも湿度や空間によってスタイルが変わるのは、ある側面からは自然な流れなのかもしれない。インドでも北の方は瞑想を重視し、南の方は体を動かすASANAをしっかり練習。

最近の北米では反重力ヨーガなるものが台頭している。ゆらり揺れながら…というよりも、いきなり体重を支えられない方に補助をする意味でハンモックを取り入れたのではないかと。首や腰などが柔軟でない場合は補助が必要だ。いきなり無理なポーズを保持するとかえって体を壊す。シルシ・アーサナ(ヘッド・スタンド)などハンモックを利用する事で血液の流れを擬似的に体験する事が出来る。なるほどと思った。都会のストレスフルな生活を癒す意味でも良いのかもしれない。d0143008_1483332.png
日本は色々な所の文化を取り入れるのが上手い。又流行ものにも敏感な方が多い。このハンモック・ヨーガもそのうち日本中で流行るのかもしれない。何の分野も世界のあらゆる所の文化をいい感じにアレンジして取り入れるのが得意な日本人。又、独特のスタイルが出来上がるかもしれない。そんな事を木陰で感じながら過ごした夏だった。
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# by hng-yoga | 2011-10-20 14:17 | yoga